乳幼児への睡眠習慣の影響、遺伝より家庭環境が重要

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 英ロンドン大学健康行動学研究センターのAbigail Fisher氏らは、1,931組の乳幼児の双子を対象に睡眠に関する検討を行った結果、子供の睡眠習慣には遺伝的な要因と環境的な要因の両方が関与しているが、環境的な要因の影響の方が大きいことが分かったと、米医学誌「Pediatrics」(2012; 129: 1091-1096)に発表した。同氏らは「乳幼児にとっての環境は、主に親によって形成される家庭環境。今回の研究では、そうした環境を是正することで、子供の睡眠習慣を改善できることが示唆された」としている。

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