ビタミンDを加えた治療で結核の回復促進―英研究

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 英医学研究会議・国立医学研究所のAnna K. Coussens氏らは、結核治療薬と高用量ビタミンDを併用投与すると結核患者の回復が早まる可能性があることを、米医学誌「PNAS」(2012; 109: 15449-15454)に発表した。ビタミンDはさまざまな炎症を抑える効果が指摘されているが、今回の研究では、高用量のビタミンDによって感染に対する体の炎症反応が抑制され、回復が早まり、肺障害が抑えられる可能性があることが示されたという。

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