10年前のアスピリン常用で加齢黄斑変性リスク上昇 米研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 痛み止めの代表格であるアスピリン。最近は、がん予防効果に関する論文が相次いで報告されたことから、同薬への注目度は高まっている。一方で、眼科医からは加齢黄斑変性(関連記事)とアスピリンの関連を指摘する声も上がっているが、この関連の有無について明確な結論には至っていない。そうした中、米ウィスコンシン大学医学部のBarbara E. K. Klein氏らは「10年以上前にアスピリンを定期的に服用していた人では、加齢黄斑変性を発症するリスクがわずかながら上昇することが示された」と、12月19日発行の米医学誌「JAMA」(2012; 308: 2469-2478)で報告した。

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