栄養価が高いことから"完全栄養食品"といわれる鶏卵。その一方で、コレステロールも多く含むため、多く食べると心臓病や脳卒中につながるともいわれている。こうした中、中国・同済医科大学栄養・食品衛生学部のYing Rong氏らは、鶏卵を食べる量と心臓病、脳卒中との関係を調べた日米の研究を解析し、1日1個程度ならば心臓病や脳卒中などのリスク上昇に関連しないとの結果を、英医学誌「BMJ」(2013; 346: e8539)に報告した。