認知症患者とどう接したらよいのか、前回に引き続き、全国高齢者ケア協会(東京都)の鎌田ケイ子理事長に聞いた。同理事長は「認知症患者の症状や行動のうち、徘徊(はいかい)など『失敗行動』への対処では、しつけようとせず、隠れた要求を満たしてあげることが大切」と指摘する。