前回に続き,今回は,具体的な朝食メニューについてです。 基本メニューは,主食にはご飯やパンを,副食の主菜には卵料理(和風の場合は卵焼き,炒り卵,野菜の卵とじ,落とし卵のみそ汁など。洋風の場合はオムレツ,スクランブルエッグ,目玉焼き,皿焼き卵,型蒸し卵など)を飽きのこないようにいろいろな調理法でつくりましょう。 卵は良質の蛋白質において右に出るものがないほど優れた食品です。1日に1個は取りたい食品ですから,手軽につくることができるので朝食に取りたいものです。 また,干物や納豆,豆腐,生揚げなども主菜として取りやすいものです。副菜には,和食の場合は野菜の浸しものやあえもの,炒めものなどで野菜を中心に取ります。洋風の場合はサラダや野菜スープ,炒めものなどで取ります。野菜は,1日に350gは取りたいので,1食で100g以上は取るようにします。 牛乳や乳製品は朝食に取りやすい食品です。牛乳が不得手の人は,コーヒーや紅茶に混ぜるとか,ヨーグルトやチーズで取るようにします。洋風の場合は組み合わせやすいものですが,和食の場合はヨーグルトにフルーツを混ぜてもいいでしょう。