ステロイドでエコノミークラス症候群リスクが2倍以上に

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 皮膚炎からぜんそく、関節リウマチまでさまざまな場面で使われているステロイド薬。効き目が強い半面、副作用が多いことでも知られているが、このたび新たな副作用の可能性が指摘された。デンマーク・オーフス大学のSigrun A. Johannesdottir氏らは、ステロイド薬を使うと「静脈血栓塞栓(そくせん)症」(いわゆるエコノミークラス症候群)のリスクが上昇すると、4月1日発行の米医学誌「JAMA Internal Medicine」(電子版)に報告。リスクは90日以内使った場合で2倍以上で、そのうちの新たに使い始めた人に限ると3倍以上だったという。

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