男性は女性に比べて骨粗鬆(しょう)症になることが少ないといわれているが、50歳を過ぎて疲労骨折や剥離骨折の経験がある男性は用心したい。鍵はビタミンD不足にあるという。星ヶ丘厚生年金病院(大阪府)整形外科の中瀬尚長部長は「栄養管理を考えないダイエットが拍車を掛ける」と警鐘を鳴らす。ビタミンDの供給源である日光を浴びる量が減る冬は、特に注意が必要だ。