肥満解消や糖尿病予防に日常的な運動が大事なことはご承知の通り。日夜働く社会人にそれができない理由はズバリ「時間がないから」だ。そんな勤労世代の事情に寄り添いつつ、体を動かすメリットとコツを解説するセミナー(主催=一般社団法人「食・楽・健康協会」)が4月16日に東京都内で開かれ、慶應義塾大学スポーツ医学総合センター(横浜市)の東宏一郎氏が「運動を続けていると、膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンの"効き"が良くなります。特に、食後の血糖値の上昇を緩やかにするのに効果的です」と、会社員の"やる気"を促す医学的な知見を紹介した(関連記事1、関連記事2、関連記事3)。