帯状疱疹(ほうしん)は、体の片側に帯状の発疹が現れることから名付けられたウイルス性の病気。日本人の5人に1人が一度は発症するといわれるほど頻度が高い。東京慈恵会医科大学葛飾医療センター皮膚科の本田まりこ診療部長(教授)は「発症の初期はかぶれや虫刺されと間違えられることがあり、そのために早期発見が遅れると重症化する恐れもあります」と警告する。