「がん相談支援センター」患者の認知率35%、利用率10%

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 がん患者の抱える問題は体のことだけでなく、心や経済的なものまで幅広い。そのため、患者に対して情報提供や支援などを行うがん相談支援センターの整備が進められている。国立がん研究センター東病院(千葉県)臨床開発センターの小川朝生科長(精神腫瘍科)らは、相談支援の需要を把握するため、同院を含むがん専門4施設に通院中の患者を対象に調査を行い、日本臨床腫瘍学会の第11回学術集会(8月29~31日、仙台市)で中間解析結果を報告。患者の認知率は約35%、利用率は約10%にとどまり、今後の相談支援センターの在り方に課題を示す結果となった。

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