米グーグルが米国内で限定発売した眼鏡型端末「グーグルグラス(Google Glass)」が、視野を妨げるとする調査結果が発表された。米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の眼科医、Tsontcho Ianchulev氏らは、グーグルグラスによって周辺視野が妨害されて盲点(見えない部分=暗点)ができるほか、かけ方によっては日常生活機能を障害する恐れもあると報告。同社は正しいかけ方をすれば問題ないとしているが、Ianchulev氏らの調べでは、6割の人が正しいかけ方をしていないかったようだ。詳細は11月5日発行の米医学誌「JAMA」(2014; 312: 1799-1801)に掲載されている。