不妊治療が低価格に? 有望な"膣内培養カプセル"

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 体外受精は今や、不妊治療の"標準治療"ともいえ、さまざまな方法が開発されている。一方で、治療を受けるカップルの頭を悩ませているのが、高額な治療費だ。治療費が高くなる要因の一つが、受精卵を培養する施設の設備維持・運営の費用。しかし、受精卵の培養を女性の膣(ちつ)の中で行うことで、治療費を大幅に下げられる可能性が見えてきた。10月18~22日に米ホノルルで開かれた米国生殖医学会の会合で、その"膣内培養"を行うカプセル型の機器を使った臨床試験の結果が発表され、注目された。

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