米ワシントン大学医学部のMark D. Sullivan氏らは、うつ病の症状が認められた糖尿病患者では、認められなかった患者に比べて情報処理の速さや記憶など全ての認知機能がより大きく低下していたことを、米医学誌「JAMA Psychiatry」(2013; 70: 1041-1047)に発表した。大人の糖尿病(2型)患者の2割程度がうつ病を合併しているといわれるが、これまでの研究でそれぞれが認知症の危険因子であることが示唆されている。