サッカーの指導では、パスを出すときや受けるときなどの状況判断時に空いているスペースを見ることが勧められている。しかし、筑波大学体育系の浅井武教授らが検討したところ、競技レベルの高い選手はスペースよりも味方や相手の選手をよく見ており、パスの判断にも一貫性があったという。この研究結果は、6月発行の日本体育学会誌「体育学研究」に掲載される予定だ。