日本は世界保健機関(WHO)や他の先進国と同じく、65歳以上を「高齢者」と定義している。しかし、10~20年前と比べて若々しい高齢者が増えており、それは日本で行われた調査でも裏付けられているという。こうした中、日本老年学会の甲斐一郎理事長は6月12日、横浜市で開かれた同学会の会合で、「高齢者」の定義を見直すと報告した。本年度内をめどに正式発表するという。