塩分の取り過ぎは血圧を上げ、さまざまな病気にかかりやすくする―多くの人が認識していることだが、遠州病院(静岡県浜松市)と名古屋市立大学の研究グループは、日本人4,523人を調査した結果、塩分を取る量がもともと多い人はもちろん、少ない人でも少し増えただけで高血圧になる危険性が高まると発表した。詳細は、7月29日発行の米国心臓協会誌「Journal of the American Heart Association」(電子版)に掲載されている(関連記事:塩分摂取、少な過ぎても心臓病リスク上昇―国際解析、減塩の推奨に根拠なし? 米国で論争勃発)。