「口呼吸は良くない」というのを耳にしたことはあっても、朝起きた時に少し喉がガラガラするだとか、口が半開きで阿呆みたいな顔になるといったことなど、なんか嫌だなあ、少し不快だなあ、といった些細(ささい)なことだという認識はないでしょうか。しかし、口呼吸は全身の免疫力の低下を招き、「低体温」や「睡眠不足」などと連鎖してあらゆる病を発症させる恐ろしい習慣だったのです。口呼吸のメカニズムや病気、改善方法などを、医学博士である西原克成氏の著書から探っていきます。