エコノミークラス症候群を知ろう...ガイドブック公開

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 熊本地震による避難生活が長引く中、長時間同じ姿勢で過ごすことによって発症しやすくなる肺塞栓(そくせん)症、いわゆるエコノミークラス症候群をいかに防ぐかが課題となっている。肺塞栓症は、血の流れが悪くなることでできる「血栓」と呼ばれる血の塊ができ、それによって血管がつまってしまう「血栓症」の1つ。こうした血栓症の予防や治療に詳しい医師や研究者の団体である日本血栓止血学会が、一般向けに肺塞栓症を含む血栓症についてわかりやすく説明した『知って得する血管のおはなし 血栓症ガイドブック』を公式サイトで公開した。全16ページに血栓症の予防法や治療法がイラストを交えてコンパクトにまとめられている。同学会は「被災地でのエコノミークラス症候群の予防に役立ててほしい」としている。

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