コメで乳児の尿のヒ素濃度が倍に―米調査 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 日本人の食事に欠かせないコメが、最近、欧米諸国では不遇の時代を迎えている。健康に有害なヒ素が他の食品に比べてコメに多く含まれているというのがその理由だ。特に乳幼児にコメやコメ製品を与えると発達などに影響する可能性があるとして、欧州では今年1月、米国では4月にコメやコメ製品が規制されることになった(関連記事)。そんな中、4月25日発行の米国の医学誌「JAMA Pediatrics」(電子版)に「コメを食べていた乳児では、食べていなかった乳児に比べて尿中のヒ素濃度が倍だった」とするニューハンプシャー州で実施された調査結果が掲載された。調査を実施した米ダートマス大学医学部疫学のマーガレット・カラガス氏らは「重要な発達段階にある乳児ができるだけヒ素にさらされないよう、なんらかの対策を講じる必要がある」と主張している。この報告を機に米国でコメへの風当たりがさらに強まりそうだ。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×