ご飯やパン、麺類などに含まれる糖質を制限する食事法「糖質制限」が浸透する中、間違ったやり方で逆に体調を崩す危険性が指摘されている。「医師など専門家の管理指導の下で行われる糖質制限と違い、自己流で極端な方法は逆効果な上、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす恐れがある」と警鐘を鳴らすのは、東京慈恵会医科大学附属病院(東京都港区)栄養部の濱裕宣課長(管理栄養士)だ。「糖質は"カット"するよりも、"吸収を抑える"ことがポイント」という濱氏に、吸収を抑えるある食材を教えてもらった。