健康な人に半年ごとに認知機能の検査などを受けてもらい、集めたデータを認知症の有効な予防策や治療法を見つけ出す研究に役立てるための登録調査を国立精神・神経医療研究センターや国立長寿医療研究センターなどのグループが始める。登録条件は「日本在住の日本語を母国語にする40歳以上の健康な人」。7月5日から登録システム「IROOP」で受け付ける。登録者は検査結果に基づいた自身の認知機能の変化を同サイト内の「マイページ」で閲覧できるため、認知症を発症する前の早期からの受診につながることも期待されている。