男性の更年期症状:「対処法が分からない」が8割

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© Adobe Stock ※画像はイメージです

 男性の更年期症状について調査した結果、男性の8割が「自分の更年期症状への対処法が分からない」と答えたと、漢方薬品メーカーのツムラが発表した。

 男性の更年期症状は、主に男性ホルモンの分泌量が減少する40代以降に表れる。ツムラは2022年11月、20~60代の男性600人(うち更年期症状を自覚する40~60代は100人)を対象に、更年期に関するイメージと実態を調査した。

 症状のイメージとして「イライラ」「疲れやすさ」「発汗や火照り」を挙げる割合が多かったが、自覚症状がある男性の約7割は「疲れやすさ」を感じ、「イライラ」よりも「頻尿」「不眠」を訴えていた。

 さらに、自覚症状がある男性の約6割は「症状を周りに言いにくい」と感じていた。対応を尋ねると34%が「運動習慣を取り入れた」と答えた一方で、同数が「我慢する」と回答。その理由は「どのように対処すればいいか分からない」が最多だった。「病院に行った」人は約2割にとどまった。

(メディカルトリビューン=時事)

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