© Adobe Stock ※画像はイメージです 新型コロナ感染拡大以降の3年間、心身に「なんとなく不調」を自覚する人の割合は7割前後で推移していたと、漢方薬品メーカーのツムラが発表した。 同社は、20~40代の男女1800人を対象に、コロナ下における心身の不調に関するインターネット調査を2020年から毎年実施している。22年12月に実施した最新の調査では、75.6%(男性70.0%、女性81.1%)が不調を感じると回答。20年は69.5%、21年は77.1%で、引き続き高水準だった。 主な症状は頭痛(55.1%)が1位で、疲れやだるさ(51.5%)、目の疲れ(50.0%)が続いた。女性に限ると、頭痛(63.8%)に次いで肩凝り(58.8%)が多かった。 対処法を尋ねると、「医師の診察を受ける」と答えた人は全体の35.7%で、21年(27.0%)より増加。特に女性では24.3%から34.2%へ増えた。また「市販薬を服用する」とした人は48.2%で、前回調査(41.2%)よりも増加した。 (メディカルトリビューン=時事)