チーズ摂取習慣が認知機能に好影響?―特にカマンベールで

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 日常的にカマンベールチーズを食べる高齢女性は、認知機能検査(MMSE)の結果が良好だったと、国立長寿医療研究センターなどの研究グループが発表した。

 研究グループは、東京都板橋区在住の65歳以上の女性1035人を対象に、チーズなどの摂取頻度や生活習慣、体の状態などを調べ、認知機能との関連を検討した。

 その結果、チーズを週1回以上摂取する人は883人、そのうちカマンベールチーズを週1回以上摂取する人は119人だった。チーズ摂取者は非摂取者に比べ牛乳を飲む人が多く、MMSEスコア、握力や歩行速度といった身体機能、うつ病の評価結果などが良好だった。特にMMSEスコアは、チーズの中でもカマンベールチーズ摂取者で高かった。

 また、カマンベールチーズの摂取、若年、通常歩行速度の速さ、飲み込む機能と、認知機能の高さに関連性があった。(メディカルトリビューン=時事)

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