30年後の心血管疾患リスク予測―炎症・脂質マーカーの測定で 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 1回の血液検査で測定された炎症マーカーや脂質マーカーの数値が、その後30年間に心血管疾患を起こすリスクの予測に役立つことが分かったと、米国などの研究グループが発表した。 研究グループは、同国の健康な女性2万7939人(追跡開始時の平均年齢54.7歳)を30年間追跡。炎症マーカーの「高感度CRP」、脂質マーカーの「LDLコレステロール(LDL―C)」、「リポタンパク(a)」の値は5~10年間の心血管疾患リスク予測に有効とされているが、30年後の予測にこれらのマーカーが使えるかを調べた。 3662人が追跡期間中に心血管疾患を発症。解析の結果、いずれのマーカーの高さも30年間の心血管疾患発症リスクの予測に関連することが分かった。また、各マーカーの値で5グループに分けて心血管疾患リスクを調べると、最も高いグループは最も低いグループに比べ、高感度CRPは1.70倍、LDL―Cは1.36倍、リポタンパクは1.33倍だった。(メディカルトリビューン=時事) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×