下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術,深部静脈血栓症の発症リスクも

3カ月のフォローアップが必要

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 下肢静脈瘤に対するレーザー焼灼術(EVLA)やラジオ波焼灼術(RFA)などの血管内焼灼術(EVA)が保険適用となり,必要な手技の取得や合併症の分析などを行うために下肢静脈瘤血管内焼灼術実施・管理委員会(JEVLT)が設立された。JEVLTの委員長で福島第一病院心臓血管外科部長の小川智弘氏は,EVA後の合併症についての解析結果を第43回日本血管外科学会学術総会(6月3〜5日,会長=横浜市立大学市民総合医療センター・心血管センター・井元清隆氏)で報告し,「EVA後の合併症ではendovenous heat-induced thrombus(EHIT)から深部静脈血栓症(DVT)に進展する例もあり,3カ月のフォローアップが必要だと考えられる」と述べた。

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