花粉飛散量が少なくても患者は睡眠障害を訴える

2015年の花粉飛散期のアンケート結果・日本鼻科学会

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 川崎医科大学によると,同大学の地域では2015年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は平年の5〜6割と少なかった。そこで,同大学耳鼻咽喉科の兵行義氏らは,少量飛散年である同年3月の花粉飛散シーズンにおいて受診した未治療の花粉症患者を対象にアンケートを行ったところ,睡眠障害の可能性のある花粉症患者が16%に上り,鼻以外の症状もその睡眠障害の原因になりうることを,第54回日本鼻科学会総会・学術講演会(10月1〜3日,会長=広島大学大学院耳鼻咽喉科学・頭頸部外科学教授・平川勝洋氏)で報告した。

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