小児のMRI撮影では鎮静を要することが多いが,鎮静薬には呼吸停止などのリスクがある他,撮影時の機器による騒音で患児が覚醒したり,騒音が撮影への抵抗感となったりしていた。3月11日に開催された第13回ヘルシーマジネーション・カレッジ(GEヘルスケア・ジャパン主催)では,神奈川県立こども医療センター放射線科部長の相田典子氏が小児の放射線診断医が少ない現状を解説。大阪大学大学院放射線医学准教授の渡邉嘉之氏は,騒音の少ないMRIの有用性について報告した。