難治性の多剤耐性結核への対策をどうするか

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吉山氏 3月24日は世界保健機構(WHO)が定めた世界結核デー。わが国の結核罹患率は,生活環境の改善や医療技術の進歩により減少傾向にあったが,結核菌に対する抵抗力を持たない若年層や結核を再発する高齢者を中心に増加傾向にある。そうした中,標準的な治療に用いられる抗結核薬イソニアジド(INH)とリファンピシン(RFP)の両方に耐性を持ち,難治性の多剤耐性結核(MDR-TB)への対策も重要である。結核予防会複十字病院(東京都)診療主幹の吉山崇氏にMDR-TBの現状と対策について聞いた。

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