米・University of California, San DiegoのJonathan C. Hsu氏らは,米国での実臨床における心房細動(AF)患者の脳卒中リスクスコアと経口抗凝固薬(OAC)処方の関連について,外来AF患者約43万例の登録データを基に検討。その結果,リスクスコアの上昇はOAC処方の増加と関連していたが,スコア上昇に伴うOAC処方率の上昇は途中で頭打ちとなり,高リスク患者でOACを処方されているのは半数未満であることが明らかとなった。詳細はJAMA Cardiol(2016年3月16日オンライン版)に掲載された。