術後感染症のマネジメントにおいて、感染症の原因微生物を特定するためには、適切な培養検査が必要となる。虎の門病院臨床感染症科の荒岡秀樹氏は、培養検査においてつまずきやすい、留意すべきポイントを①検体採取②原因微生物の検出③検査結果の解釈-という3段階に分けて第29回日本外科感染症学会(2016年11月30日~12月1日)で解説した。