こまめな手袋交換・手指衛生が院内感染防ぐ

適切な創処置を動画でチェック

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 医療機関で感染症のアウトブレイクを防ぐためには、新たに監視対象となる菌が発生した部署における感染対策の確認、指導が不可欠である。帝京大学病院感染制御部の冬室純子氏は、感染管理認定看護師(CNIC)として取り組んできた同院の感染対策について、第29回日本外科感染症学会(2016年11月30日~12月1日)で説明した。医療者の同意を得た上で創処置時の手指衛生や防護具の着用状況を動画撮影しておき、後日、多数の医療者の視点からその様子を振り返った。その結果、適切なタイミングでこまめに手袋交換や手指衛生を心がけることの重要性が明らかとなり、創処置における感染対策が改善されたという。

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