高安動脈炎における世界初のRCTの結果を報告

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 難治性の高安動脈炎(TAK)に対する抗インターロイキン(IL)-6受容体抗体トシリズマブの第Ⅲ相臨床試験の結果が、第81回日本循環器学会(3月17~19日)で発表された。トシリズマブのプラセボに対する優越性は認められなかったものの、主要評価項目である再燃までの期間の延長傾向が示唆された。同試験成績を発表した国立循環器病研究センター血管生理学部部長の中岡良和氏は、今回の臨床試験ではトシリズマブ群での再燃率が想定よりも高く、有意差を示すには対象例数が少なかったと説明した。

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