電話を用いた認知機能検査が有用

15分の問答で従来の検査法と同等の効果

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 認知機能障害を有する患者に対しては継続的に問診や検査などを行い、症状の推移をチェックする必要がある。しかし、定期的に通院できない患者もおり、フォローアップが十分に行えるとは限らない。インド・Manipal HospitalのRatnavalli.Ellajosyula氏は、自身の研究グループが開発した、電話を用いた15分間のインタビューによる認知機能検査法(The Fifteen minute Assessment of Cognition over the Telephone;FACT)を同院の患者に実施した結果、従来使用されている認知機能検査(ACE-Ⅲ)と同等の有効性が認められたと、第58回日本神経学会/第23回世界神経学会議(9月16~21日)で報告した。

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