CKD患者のスタチン療法は中用量が妥当か

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 スタチン療法による心血管疾患の一次/二次予防試験では、一般にスタチン療法の用量強度が高いほどリスク低下が大きいことが示されている。しかし、慢性腎臓病(CKD)患者はスタチン療法の有害事象が現れやすい集団とも考えられ、CKD患者に高用量スタチン療法が有益かどうかは分かっていない。この点に関して米・Baylor College of MedicineのCarl P. Walther氏らは、透析未導入CKD患者におけるスタチン療法の強度と死亡リスクとの関係を調べ、両者に独立した関連は認められなかったことを米国腎臓学会・腎臓週間(ASN Kidney Week 2017、10月31日~11月5日、ニューオーリンズ)で報告した。

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