直接型抗ウイルス薬でC型肝炎の乾癬が軽快

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 直接作用型抗ウイルス薬の登場により、C型肝炎ウイルス(HCV)に感染している患者のほぼ100%がウイルスを排除できるようになり、現在では同薬が治療の中心となっている。大阪市立大学大学院肝胆膵病態内科学准教授の榎本大氏らの研究グループは、このほど、C型慢性肝炎患者の治療に直接作用型抗ウイルス薬を用いたところ、C型肝炎ウイルスの消失だけでなく、併発している慢性皮膚疾患の乾癬の症状までもが軽快したと、Ann Intern Med2018年1月16日オンライン版)で報告した。

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