カナダ・McGill UniversityのDevin Abrahami氏らは、英国で2007~16年に糖尿病治療薬の使用を開始した18歳以上の2型糖尿病患者14万例超を対象に、DPP-4阻害薬と炎症性腸疾患(IBD)の関係を検討。その結果、DPP-4阻害薬は他の糖尿病治療薬に比べてIBD発症リスクが75%高かったとBMJ(2018; 360: k872)に発表した。