医師の刑事訴追がもたらす負の効果

福島県立大野病院事件をめぐって

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 2004年の年末に帝王切開手術を受けた妊婦が死亡したことを原因に、2006年に手術を担当した産科医が逮捕・起訴されたいわゆる福島県立大野病院事件(関連記事「福島県立大野病院事件裁判」)は、「医療(特に産科)崩壊を招いた」と言われてきた。実際に、大野病院事件がどのような効果を産科医療にもたらしたのかを分析した筆者の論文がInt Rev Law Econ2018;55:1-11)に掲載されたので、その内容を簡単に紹介したい。

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