再生医療安全性確保法の施行規則が同法違反事例に関連して昨年(2017年)に改正され、また臨床研究法の成立を受けて年内にも改正される予定である。国立がん研究センター研究支援センター生命倫理部生命倫理・医事法室室長の一家綱邦氏は、第17回日本再生医療学会(3月21~23日)において、この2つの改正の内容について解説した上で、認定再生医療等委員会の役割などについて問題点を指摘した。