ARASへのステント留置に高い治療効果

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 動脈硬化性腎動脈狭窄症(ARAS)は腎血管性高血圧や腎機能障害が生じて慢性腎臓病(CKD)を進展させ、心血管イベントリスクや死亡率が高いことが知られている。ARASに対する腎動脈ステント留置に期待が寄せられるものの、近年の海外での大規模臨床試験(STAR試験ASTRAL試験CORAL試験)ではその効果に否定的な結果が示されている。岸和田徳洲会病院(大阪府)循環器内科部長の藤原昌彦氏は、腎動脈ステント留置の有効性および治療有効予測因子を同定することを目的とした多施設共同前向き試験であるVERDICT Studyを実施し、第82回日本循環器学会(3月23〜25日)で報告した。

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