ギラン・バレー症候群に新規治療の可能性

25年ぶりの進展で重症患者に光明

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 千葉大学病院神経内科教授の桑原聡氏らの研究グループは、重症のギラン・バレー症候群患者に対して、ヘモグロビン尿症などの治療薬である抗補体(C5)モノクローナル抗体製剤エクリズマブを用いた臨床試験を実施。ギラン・バレー症候群に対する同薬の有効性が世界で初めて示されたと、Lancet Neurol2018年4月20日オンライン版)に報告した。ギラン・バレー症候群の治療が進展するのは、1992年以来25年ぶり。また、日本から新規治療の可能性を示したのは今回が初めてとなる。

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