ALSに新アプローチ―自己分解型細胞内抗体

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 滋賀医科大学などの研究グループは、孤発性筋萎縮性側索硬化症(ALS)を引き起こすRNA結合蛋白TDP-43の異常凝集を除去する抗体の開発に成功したと発表した。この抗体は正常なTDP-43には反応せず、異常凝集体のみを認識するもので、さらに異常凝集体が存在しないと抗体は分解される仕組みになっている。胎児マウスの脳でTDP-43凝集体の抑制効果が確認された。詳細はSci Rep2018; 8: 6030)に掲載された。

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