第18回日本抗加齢医学会(5月25~27日)で、田中消化器科クリニック(静岡市)院長の田中孝氏が、医療機関でのサプリメント活用の意義について報告した。食生活の変化やストレスの増大、高齢化の進展などに伴い、慢性的な不調を訴える人が増えている。その改善に、サプリメントが奏効するケースは確かにあるという。こうしたことから医療機関には、患者に不足している栄養素を分析し、より的確なオーダーメイドサプリメント指導を行うことが求められていると主張した。