SAP療法、課題は装着率の低下

小児1型糖尿病患者のインスリンポンプ療法

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 小児1型糖尿病患者は、わが国のガイドラインでもインスリンポンプ療法(CSII)および持続グルコースモニタリング(CGM)の適応とされている。D Medical Clinic Osaka(大阪市)院長の広瀬正和氏は、第61回日本糖尿病学会(5月24 ~26 日)で小児1型糖尿病患者に対するリアルタイムCGM機能を搭載したインスリンポンプSensor Augmented Pump(SAP)運用の実際と問題点について解説。「SAP療法ではインスリン量の微調整が可能、HbA1cコントロールの改善、簡便なインスリン投与方法によるQOLの改善などがメリットとなる。しかし、2カ所の穿刺が必要、センサーの精度、皮膚トラブルなどによる装着率の低下が問題となっている」と述べた。

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