脳内アロマターゼ量が性格に影響する

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 女性ホルモン産生酵素アロマターゼの脳内での産生量は攻撃性・協調性といった性格に関係することが分かった。陽電子放射断層撮影(PET)による画像分析で明らかになったのもので、女性では扁桃体でのアロマターゼ産生量が多いほど攻撃性が高く、男女ともに視床での産生量が多いほど協調性が低かった。脳内のアロマターゼ産生量が自閉症スペクトラム障害などの発達障害に関わっているとされていることから、今回の知見は発達障害の治療法開発につながるものと考えられる。詳細はSci Rep2018; 8: 16841)に掲載された。

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