心停止後の冠動脈造影、即時と遅延で差なし

非STEMI患者500例対象のCOACT試験

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 オランダ・Amsterdam University Medical CenterのJorrit S. Lemkes氏らは、ST上昇型心筋梗塞(STEMI)でない院外心停止患者を対象に、冠動脈造影と必要に応じた経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を蘇生後に即時に行うケースと神経学的回復後に行うケースをオープンラベル多施設ランダム化比較試験Coronary Angiography after Cardiac Arrest(COACT)で比較検討。その結果、90日生存率に関して両者に有意差はなかったと第68回米国心臓病学会(ACC 2019、3月16〜18日、ニューオーリンズ)で発表した。結果はN Engl J Med(2019年3月18日オンライン版)に同時掲載された。

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