肝がんレンバチニブの新バイオマーカーFGF19を同定

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 大阪大学大学院医学系研究科の明神悠太氏らの研究グループは、がん遺伝子の腫瘍間不均一性が生体内で再現されたマウススクリーニングモデルを開発し、FGF19高発現肝がんが分子標的治療薬レンバチニブに高感受性となることを発見。また、FGF19遺伝子により制御されるST6GAL1の血清濃度が予後不良なFGF19高発現肝がんの検出並びにレンバチニブ高感受性肝がんの同定に有用であることを同定した。本研究により、血清中のST6GAL1濃度が悪性度の高い肝がんの同定や肝がん薬物療法における最適な薬剤選択のバイオマーカーとして用いられることが期待されるという。

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