日本発・世界最大の心サルコイドーシス研究

多施設後ろ向きレジストリILLUMINATE-CS

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 サルコイドーシスは、多臓器に生じる炎症性の肉芽腫疾患で、全体の5%を心臓サルコイドーシスが占めるとされる。心臓サルコイドーシスについてはこれまでさまざまな研究が行われてきたが、比較的まれな疾患であるためわが国の研究ではせいぜい100例程度のデータが最大であり、臨床像や予後はよく分かっていない。北里大学医学部循環器内科学教室の鍋田健氏らは、心臓サルコイドーシス患者512例を対象とした多施設後ろ向きレジストリILLUMINATE-CSの解析結果を第25回日本心不全学会(10月1~3日、ウェブ併催)で発表した。同レジストリの患者数は、現時点で世界最大規模だという。

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