喀血の治療、経過観察でよいのか?

カテーテルインターベンションについての議論を呼びかけ

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 日常診療での遭遇が少なくない喀血に対する治療選択肢としては経過観察、薬物療法、カテーテルインターベンションの3つがあるが、多くの場合、経過観察または薬物療法が行われている。神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科医長の丹羽崇氏は第41回日本画像医学会(2月18〜19日)で、喀血診療の現状と課題について発表。経過観察や薬物療法の効果は限定的であることから、「カテーテルインターベンションによる積極的な治療介入の有用性について議論を深める必要がある」と訴えるとともに、「喀血診療のガイドライン策定を進める方針である」との意向を示した。

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